あとがきと言う名の言い訳(こばやしみちとも)
どもおひさしぶりですこん○○わ、こばやしみちともでございます。
久々の新作「東京空中戦-Battle of Tokyo-」お楽しみいただけましたでしょうか?
そもそも、「鋼鉄」第5話にてちらりと出したYF-19とYF-21はどういう経緯で融合世界に現れたんだ?ということが話題となりそれを補完する話の冒頭部を少しだけ書いていたんですよね。
それが「鋼鉄」の加筆修正作業を進めるさなか気になり、山河さんとの共同と言う形で執筆を再開した所何時の間にやら筆が進んで異様に長い話になってしまいました。
前後篇ぐらいで収まればなーと思っていたのですが、状況描写を事細かく書きたがる自分の性癖もあってか本当に長くなりましたねぇ……。
今回の話、読んだ方はお気づきかもしれませんが他の話につながる伏線が色々と張られています。
ある意味、私の描いている話における要石の要素を持っています。
「鋼鉄」の加筆修正版にもつながる要素や、第二部で展開される予定の話への展開もかなり含んでいたりしてます。
戦略偵察機SR-Xに関しては第一部のうちに何とか形にしたい所。
荒巻課長を出したのは、第2部で公安9課を出そうと言う事の意図がありましてね……。
少佐やバトーらはすでにアイングラッドさんが出されてますが、課長を出すことでより伏線を強化という事で(笑)
後は現状刑事やってると思われるトグサぐらいか?
まぁ、2ndGIGで出て来た都庁地下原発をネタにした事で、攻殻世界のキャラは何処かで出さないといかんかったので丁度いいやと。
シャロン・アップルに関しては、第2部で動いてもらう予定です。
攻殻における「人形使い」のような存在となりうるのか、それとも……。
なんか、シャロンが百合に目覚めたようにも思われそうな落とし方でしたが、まぁそう言う事は……有るかないか?
恋愛感情的なものを行動原理の根っこに持ってくると、話が安直になるからなぁ……思慮の為所か。
ガルドが「フロンティア」のディメンション・イーターを知っている事に付いては突っ込みたい方もいらっしゃるでしょうが、「F」キャラを直接出すと今の状況では話がでかくなりすぎるので、「プラス」の時代に基礎理論はできていたと言う事にしておきました。まぁすべて判ってしまっていると、日本連合も時空振動弾を簡単にコピーしてしまっては面白くないしバランス調整って事で(^^;
あと、今回のエステバリス隊のコールサインが「CHANGER」と成っているのは「ナデシコ→ヤマトナデシコ七変化→七変化→ダ・ガーンのセブンチェンジャー」と言うひねりからだったりしますが……ひねりすぎたかな?(笑)
後、変態仮面の登場は多分誰もが絶句したのではないかと。
この何年かなぜか再び注目されているこの漫画ですがこういう話に乱入するとはだれも思わなかったでしょう?
ま、「逆襲のアナル」を執筆したせいかどうも、こういう変態嫌系ギャグ要素を仕込まずにはいられ無くなったようで今後もこういう「嫌」要素は何処かで出てくるかもしれません(爆)
この後「番外編」につながりますがアイングラッドさんを怒らせかねない出来なんで、読むときはご覚悟の事を(笑)
もう、シンジ達どうなっていくのだか……。
それでは、山河さん後をお願いします。
東京空中戦あとがき(山河 晴天)
こばやしさんに続きまして、わたくし山河のあとがきです。
今回は、こばやしさんとの共同書き手として本作を執筆しました。
元々は「鋼鉄の戦乙女」の加筆修正を引き受けたのですが、それより先に此方の方で色々とアイデアが浮かび共同執筆することとなりました。
幾度となくアイデアとテキストファイルの交換を繰り返し、リレー形式で執筆した結果200kbを超える作品に……。
完成したときその長さに驚くやら呆れるやら。本当はもっと短い筈だったのですけど(苦笑)。
ですが、執筆するのはやはり楽しかったですね。
色々と出そうと思って出せなかったキャラクターなどが出せましたし。
さて、今回の作品でその登場を匂わせているマクロスそのものですが、本編の流れに与える影響が大きすぎます。
迂闊に出せば間違いなくバランスブレイカーになってしまうでしょう。
その為、マクロスについては登場方法を管理人であるアイングラッドさんに一任するつもりです。
この件は、こばやしさんや内容を確認してくださったゴールドアームさんも同様の見解を示されてます。
とんでもない代物の登場する可能性が出てきたことでアイングラッドさんが苦労するのは確実ですが、そこでまた予想を裏切り期待は裏切らない方法でマクロスを登場させてくださることでしょう。
それが楽しみだったりするのですが。
では、次の作品でまたお会いしましょう。
東京空中戦あとがき(ゴールドアーム)
というわけで、主に神秘学その他、オカルトや一部EOT系考察アドバイザー&校正を務めましたゴールドアームです。
まあやっていたことは全体を通して読んでみて、誤字やおかしな表現、過去のものや現在未公開のシークレット設定などに引っかからないかということをチェックしていたのが殆どでしたけど。
今回のお二人の共著は、読んでいて実に楽しいものでした。こういうこともできるのがシェアノベルのいいところですね。
内容的にも盛りだくさんの一品に仕上がりました。
さらにはこばやしさんも語っている通り、この先に繋がる未来への伏線もたっぷりと仕込まれています。
アイングラッドさんの家庭事情とかもあり、長らく更新の滞っているスーパーSF大戦ですが、その灯はまだ消えていないことが今回の作品にも現れていると思います。
ゆっくりのんびりとですが、この複雑な世界はまだまだ未来へと続いていきます。 これからもどうかよろしくご愛読のほどを。
印象に残る作品は、時が経っても意外と忘れないものですから。
私もこの間某所で、15年以上過去の作品のことを覚えている方がいることを偶然知りました。
ある意味作家冥利に尽きるというものです。
それでは、また。