新世紀2年。時空融合後の混乱が未だ続く時代に、ある事件が起きていた。
時空融合後の様々な事件に隠れていたが、その事件は確実に新世紀の歴史に名を残していてもおかしくない事件であった。
これは、その事件のきっかけを記した数少ない記録の一つである。(ナレーター:田口トモロヲ)
Super Science Fiction Wars
外伝
新世紀巨乳ハンター伝説
第弐話【左乳編】
新世紀2年 5月某日 19:00
静岡県富士市 私立江東学園
「あ〜、終わった終わった」
この日、エヴァチルドレン3人は放課後、SCABAIにてシンクロテストを受けていた。
NERV時代のそれに比べると、時間はかかる物のそれほど汲々としたものではなく、SCABAI施設の浴場で一風呂浴びて
江東学園の寮に比べても美味い食事をたらふく食えるなどと良い条件だったため、テストの結果が良かろうが悪かろうが
彼らに取ってはそれほど気に病むことではなかったのである。
シンクロテスト終了後、なにやらトレーニングが有ると言うシンジと分かれた後、アスカとレイは
女子寮に通じる道をテクテクと歩いていた。
SCBAIから中等部女子寮まではやや距離が離れており、街路灯は整備されているものの決して気分の良い道ではない。
生徒の自主性を重んじる校風とは言え、VIP扱いであるスーパーロボット搭乗者や特殊能力者を多数抱える江東学園ではこういった場所には
監視カメラを初め多数の防犯設備が備えていても、である。
あと数百メートルで寮に着く所まで来た時であった。
「ひゅーほほほほほほほほほ……」
そんな笑い声とも着かぬ奇妙な声が辺りに響いた。
「?アスカ、何か言った?」
「いや、レイ、あんたこそ変な笑い声立てないでよ」
その笑い声にぞくり、としたアスカは嫌そうにレイを見る。
「ひゅーほほほほほほ……ひゅーほほほほほほほほほ……」
先ほどと同じ笑い声がまた聞こえた。
「変な鳥が居るのかしら・・・」
「ワライカワセミ?」
「レイ、ワライカワセミが日本に居るわけないでしょ」
その笑い声の不気味さに慄いてか、二人の言葉もだんだんと変な方向にずれている。
「ひゅーほほほほほほほーっ!」
「な、何よ〜!」
アスカは顔面蒼白でガタガタと震えていた。おおよそ人間の笑い声とは思えない奇妙な高笑いは
彼女をパニックに陥れるだけの不気味さを持っていたのだ。
「あ、アスカ、逃げましょう。春麗先生ならこういう時頼りになるし」
こちらも顔面蒼白(元々色が白いけど)に成ったレイが腰を抜かしそうになりながらアスカの袖を引っ張る。
「そ、そうね!逃げるわよ!!」
100m走の計測の時でもここまで真剣にならないだろう、と言う勢いで2人は一斉に走り出す。
なぜか手足の動きが二人で妙にシンクロしていた。
数十メートルを走ったとき、二人はこちらに向かってくる人影を見つけた。
「た、助かった〜。今変な人に追いかけられてるのよ〜!」
だが、街灯の光に浮かんだ人影の正体を見た瞬間、アスカはその場に凍りついた。
「へ、変態……」
そこに居たのは
全身を覆い、胸に「D-CUP」の文字が輝く赤いレオタード。
巨乳とかそう言うレベルを通り越しもはや「奇乳」と言って良いふくらみを持つ胸。
顔を覆う奇妙なゴーグル。
腰に隠し持った、ガロンサイズの開明墨汁。
「ち……痴漢…」
同様に引きつった表情で、レイが呟くように言う。だが、その人影はレイの言葉をさえぎるように
ち、ち、ち。と舌を鳴らしながら立てた人差し指を動かす。
「違うわね………」
二人は絶句したまま、その変態を呆けたように見つめる。
「私は……」
その変態はにやり、と口元に冷徹な笑みを浮かべ、高らかに名乗った。
「巨乳ーぅ!・ハンタぁーっ!」
きぃぃ〜〜〜ん
至近距離で響いた大音声に、猛烈な耳鳴りに襲われ二人はその場に腰を抜かした。
「そのでかい乳に胡坐を描き、学園の男を誑かした罪万死に値する!この巨乳ハンターが天地神明に変わって鉄槌を食らわしてやるわ!
ひゅ〜ほほほほほほほほほほほほほほほ!」
高らかに処刑宣告をする巨乳ハンターを前に、アスカはその声に聞き覚えがある様な気がした。
「その声……マナ? 何バカみたいな事やってるのよ!?」
「を〜ほほほほほ、マナって誰の事かしら?」
そういってしらばっくれる巨乳ハンターに掴みかかろうとするアスカを、レイが止めた。
「待ってアスカ、あれはマナじゃないわ」
何言ってるのよ?と言った表情をするアスカに、レイは冷静に答える。
「だって、マナがあんなに立派な乳して居るわけない物」
「なぁるほど」
そのレイの言葉に、アスカは思わず手を打つ。
「そー言われてみると、マナがそんな立派な乳の訳無いわよね。ごめん、知り合いに声が似てたから間違えたみたいだわ」
悪気の無いアスカの謝罪に、巨乳ハンター……霧島マナは逆に神経を逆撫でされた。
「じ……、じゃかましぃわぁっ!あんたたちは人を何だとおもって!」
マジ切れしたマナはこの日のために用意していた速乾性特殊硬化ベークライト弾を装填したM79ソードオフ・グレネードランチャーを取り出すと
アスカ目掛けて発射した。
ばすん!
ぺちゃっ!
「っキャ……。ちょっと、何よこれは?」
弾そのものの威力で壁に叩き付けられ、そのままベークライトで貼り付けにされたアスカはそこから逃れようと
じたばたと体をよじる。
「ひゅーほほほほほ、人をバカにした罪よ。言っておくけどそれは対レイバー用だから人の力では壊せないからね」
「対レイバー用兵器を人に使うなんて、あんたはどーいう神経してるのよ!?」
「ひゅーほほほほほ、それぐらいしないと恨みは晴らせなくってよ」
自慢げにマナは高笑いする。と、そのときだった。
一人蚊帳の外だったレイが、腰を抜かしたまま必死に逃げ出していた。
「レイ!逃げて! 先生に知らせるのよ!」
その姿を見たアスカは、必死でレイをせきたてる。
時空融合以前では、彼女らにこういった信頼関係などありえなかった光景である。
女子寮の方に必死で逃げるレイを見て、マナは舌打ちした。
「ちぃぃっ!逃がしはしない!」
逃げるレイに向け、いつの間にかゴムボール弾に換装したグレネードランチャーを連射する。が、暗がりのためか
レイが殺気を感じて避けているのか、そのゴムボール弾はことごとく外れた。
「ち、逃げられたか」
必死で女子寮の方角に逃げていくレイを見て、マナは憎憎しげに舌打ちをするとおもむろにアスカに向き合い
ぱんっ、と手を頭の上で一度鳴らし、びしっと勢い良く指差す。
「まぁ良いわ。まずは惣流アスカ。あなたにお仕置きするわね」
「お、お仕置き?」
ただでさえ訳のわからない状況に追い込まれ、パニックを起こしていたアスカはその言葉に怪訝な顔をする。
「とぉっ!」
マナがムチを振るうと、びりっと音を立ててアスカの着ていたセーラー服のブラウスが破られ、胸があらわになる。
ついでにその振動で乳が揺れていた。
ゆっさゆっさ。
たっぷんたっぷんたっぷん。
「・・・・・・っつ……相変わらず嫌味みたいにでかい乳して…」
「余計なお世話よっ!」
憎まれ口を叩くアスカ、両腕を固定されたまま上半身を激しく動かすため、その胸が体の動きにワンテンポ遅れて
ぶりゅりゅん、ぶりゅりゅんと派手に揺れる。その光景は十分マナに精神的ダメージを与えられる物であった。
「こ、この生意気な乳は………」
そういいながらアスカを抑えようとしたマナだが、唐突に何かに殴られた。
「……?」
アスカは手が動かないはずなのに横っ面を張り飛ばされた事に疑問を感じたマナは、信じられない事実を目の当たりにした。
そう、アスカは事もあろうに乳でマナを張り飛ばしたのだ。
男の浪漫「乳びんた」である。
うらやましいぞ、マナ。
「こ、この…!暴れるんじゃない!つーかあんたたちなんかザッショノ学園にでも行ってこいっての!!」
アスカが暴れまわることに焦れたマナは、再びアスカの両肩目掛けてベークライト弾を叩き込む。
「くっ……」
肩も固定され、完全に動きが封じられたアスカは目の前に迫る巨乳ハンターの動きに、怒りよりも恐怖を感じた。
「おとなしくしてなさいね〜。あっと言う間に終わるから」
口調は優しげであったが、そのゴーグル越しにも放つ狂気のオーラが目に見えるようだった。
「ひ……」
ちゅぽん。
マナはあらかじめ用意して置いた書初め用の極太筆に墨を浸すと、おもむろにアスカの乳に塗り始めた。
「あん、やめっ。くすぐったい。あーしゃっこいって、あ、そこ感じるの。あぁん、や、止めてぇー。でもちょっと気持ちいい〜」
止めて欲しいのか欲しくないのか、イマイチ判らない懇願をするアスカの悲鳴を無視して、マナは思う存分墨を塗りつける。
塗り終えるとおもむろに一枚のサラシ布を取り出し、丁寧に皺を伸ばした。
「………?」
敏感な乳を弄られていささかぐったりとしたアスカは、そのぼやけた視界に写ったものを見て疑問にとらわれた。
「そんなに良い様だったら、止めをさしてあげるわよ……。覚悟しなさい」
(詳しく描写すると18禁になるため、ここから先数百行は削除しました by 管理者)
「あへひぇえぇぇぇぇぇぇぇ……」
数分後、悲鳴とも絶頂ともつかぬ声が周囲に木霊した。
時系列は少々遡る。
巨乳ハンターの放つゴムボール弾から逃れ、必死で逃げのびたレイは息も絶え絶えに女子寮にたどり着いた。
丁度入り口で水撒きをしていた春麗に、切羽詰った表情でレイは縋り付くと一気にまくし立てた。
「せ、先生!アスカが大変なんです!アスカが痴漢を襲っているんです!!」
あまりにも尋常ではない光景を見て、レイは相当パニくってるようである。
「あ、綾波さん?惣流さんが痴漢を襲ってるって?」
「はっ、はい!早く助けに行かないととんでもない事に!」
春麗は一瞬、素っ裸にトレンチコートと言うステロタイプな格好をした痴漢の股間をアスカが足蹴にしている光景を想像し、内心げっそりした。
「判ったわ!場所はどこなの?」
「こっちです!」
おもいっきり勘違いした春麗は、痴漢は女の敵とはいえ自分の教え子が傷害事件でも起こしたら大問題だ、と
思いレイをつれて走り出した。
この場合、珍しくパニックを起こしていたレイに動転して落ち着かせようとしなかった春麗が悪いのか、言い間違いに気づかなかったレイが悪いのか
……どちらを責めても後の祭りである。
春麗はレイを連れ、先ほどアスカ達が襲われた場所までやってきた。
「この辺りね?」
「ハイ」
春麗はアスカがどんな表情で痴漢に暴行を加えているのかと思い、必死にその姿を探した。
持ってきていた懐中電灯を片手に、痴漢が隠れていそうな場所を照らしてみる。
何度か照らした後、その視線の先には信じられない光景が有った。
「なんじゃこりゃぁっ!」
今は亡き某名俳優の代表作での断末魔の台詞を叫び、春麗は固まった。
懐中電灯が照らす先には、なぜか墨汁で真っ黒になった胸をぺろん、とむき出しにされ
両手両足を謎の粘着剤で磔にされたアスカの姿があった。
「あ、アスカ!」
レイが悲痛な表情でアスカに駆け寄る。
「アスカ、しっかりして!」
恍惚とした表情で呆けたように成っているアスカをレイが気づかせようとした時だった。
ひゅっ、と音がしたと思った瞬間、アスカの前でレイは倒れた。
「きゅう……」
顔面から突っ込むような形であるが、乳がクッションになって顔をぶつけずに済んだのは当然の話である。
「綾波さん!どうしたの!しっかりして!」
春麗が倒れこんだまま動かないレイに駆け寄ると、どこからともなく奇声が響いた。
「ひゅーほほほほほほほほほ……ひゅーほほほほほほほほほほほ……」
声のする方角のを振り向く、だが自分の首に何かが刺さったような感じがしたと思った瞬間
意識が途切れていた。
「……。すみません教官、どうしても私は巨乳に復讐しなくては行けないんです」
茂みに隠れ、麻酔弾を詰めた吹き矢を構えてマナは内心春麗に詫びた。
「ま、それはそれとしてさっさとパイ拓取らないとね〜」
おもむろにマナはレイの着ているセーラーの上着を捲りブラジャーを取ると
乳にたっぷりと墨汁をぶちまけ、アスカの時と同じようにサラシを取り出しレイの胸へ念入りに押し付ける。
「う〜ん、アスカのより柔らかくてさわりごこちの良い胸ね。もみがいが有るわ」
たっぷり一分以上その感触を味わった後、布を取るとそこには見事にレイのパイ拓が出来上がっていた。
ついでに言うとレイの表情は妙に紅潮して息が荒くなっている。
マナが何をしたのかは詳しくは考えないで置こう。
とりあえず当初の目標とした二人のパイ拓を取り終えて、マナはふと戸惑った。
「教官のパイ拓は取っておくべきか……」
マナの春麗に対する恨みは無いといって良い。せいぜい乳がバカでかいと言う事だけだ。
むしろ公私にわたって世話になっている。「もてなし嬢」の術を授けてくれたク・メルと並んで時空融合以降
彼女が最も親しくしている「大人」なのは確かだ。
教官はそっとしておこう、と思って筆を仕舞ったそのときだった。
「う、うぅん……」
悩ましげな声を上げ、春麗が体を動かす。
たっぷん
豊満なバストが、ゆっくりと揺れた。
ぴしっ。
「………」
気が付くと、マナは春麗のTシャツに手をかけていた。
「やっぱり、乳は敵よ……」
そう呟いたマナの目は、明らかに悪魔に魂を売った者の色をしていた。
「さて、これでパイ拓は取り終えたか……」
春麗のパイ拓を取り終えると、マナはスーツの中からマジックペンを取り出す。
「パイ拓だけでは足りないわね、何かしておかないと」
と、独り言するとぐったりとして動かないレイの顔を手で押さえると、キャップを取った。
まず、お約束として中年オヤジの様な顎ヒゲの剃り跡をポツポツと書き込む。
続いて眉毛を連結し、鼻の下にカトちゃん風のちょび髭を蓄え、鼻の穴からたっぷりと鼻毛をはみ出させる。
「よし、レイはこれでいいか」
続いてアスカ。
目元に皺を何本も書き込み、さらに口元に髭を蓄える。
頬に線を入れてこけさせた後、レイと同様に鼻の穴から鼻毛をたっぷりとはみ出させる。
仕上げに赤いマジックペンで両頬にバカ殿風の大きな丸を描く。これでOK。
最後に春麗。
元々つり目気味の春麗の目つきに赤いマジックで歌舞伎風の隈取を入れ、唇を本来の5倍近くありそうな
タラコ唇にする。さらに両頬にぐるぐる模様を入れ、眉毛を幅1cm、長さ5cmはありそうに書き足した。
「よ〜し。でも、まだ何か足りないわね」
マナはさらに、3人共通の「何か」を額に書き加えると、おもむろにデジカメを取り出しその光景を
何枚か写真に収めた。
さらに何かをしようとした時、突然遠くから足音が聞こえて来る。
物足りなさげにマナは辺りを見回し、深くため息をついた。
「いかん!このまま逃げるしかないわね。 それではごきげんようさようなら!ひゅ〜ほほほほほほほほほほほ!」
土煙を上げてマナは立ち去る。
後には
"この女たち巨乳性犯罪扇動者 巨乳ハンター"
と書かれたカードだけが有った。
新世紀2年 5月某日 20:00分
静岡県富士市 私立江東学園
シンジはアスカ達と別れ、トレーニングジムへ寄り道したために帰りが遅くなっていた。
寮へ向かう道を軽くランニングするつもりで走っていた彼は、あと少しで寮と言うところで奇妙な笑い声を聞いた。
「ひゅ〜ほほほほほほほほほほほ……」
そのぞくっと来るような笑い声にいささかおびえながら、彼は好奇心を抑えきれず
声のした辺りに検討をつけて茂みの中に入っていく。
が、検討をつけて入っていった先で、彼は信じられない光景に出くわした。
「どしぇぇぇぇぇっ!」
そこには、一体何に襲われたのか乳丸出しのまま壁に磔にされ、顔を口では言い表せない様な落書きだらけにして
額に"肉"と描かれた3人が居たのだった。
揃いも揃って全員頬を紅潮させ恍惚とした表情を浮かべ、とてつもなく幸せそうな顔をしている。
ある意味エロチックな表情のはずなのだが、揃って不気味なオヤジ落書きをされているためシンジは欲情する所ではなかった。
「アスカ!しっかりしてよアスカ!」
シンジは一番近くに居た人…髪型でおそらくアスカだろうと検討をつけた。の体をゆすり、気づかせようとする。
だが、がっちりと壁にベークライトで固定されたアスカの体はそう簡単に動かない。
「あ、……シンジ……」
呆けたような表情で、アスカは目を開く。
「アスカ!無事だったんだね!」
とりあえず安心した、と言う表情で嬉しさの余りシンジはアスカを抱き締めるようにする、が。
アスカは恍惚とした笑顔を浮かべたまま
「気持ち、いい………」
と呟くとまた気を失ってしまった。
「ほへ?」
何の脈絡も無く放たれた言葉に、シンジはただただ唖然とするしかなかった。
『気持ちいいって……何が気持ち良いって言うんだよ、何が気持ち良いのか教えてよアスカぁーっ!』
錯乱したシンジの魂の絶叫が、学園の夜空にに木霊した。
そのころマナは
「ひゅーほほほほほほほほほほほほほほ!巨乳ーぅ・ハンタぁーっ!」
新たなるターゲットを探し、江東学園内を爆走していた。
その光景をどこからとも無く見下ろし、元祖巨乳ハンター・恭塚まさ子は
満足げに微笑んでいた。
「……本当の意味で、私の志を継ぐ者が居てくれたか……」
同時に一人の少女の未来を粉微塵にしたとも言えるんだぞ、あんた。
こうして、新世紀の変態史に名を残す恐怖の変質者、巨乳ハンター伝説は幕を開けた。
行け!巨乳ハンター!
戦え!巨乳ハンター!
今日も末来(あす)を嘆く貧乳少女の魂の叫びに答え
巨乳ハンターの戦いは続く!
「あなた、巨乳に恨みはない?」
-To Be Continued-
あとがき
認めたくないものだな、自分自身の○○さゆえの過ちというものは……。
っていうか、最初で最後のエヴァSSがこんなネタかよお前は?(滝汗)
電波が降臨して一気にサクサク描けるからサク!(©トニーたけざき)とばかりに書いた”接触編”と違い今回はかなり苦労しました。
原作の馬鹿馬鹿しさを文章で表現するのは非常に難しく、ちょっと描写を細かくすれば18禁になりそうで非常に苦労する内容でした。
さらに、原作にはない様々なパロディも組み込んでますし(ネタが判る人は判るでしょうねぇ……。使い方が結構ベタだし)
あまつさえ最後はオヤジ落書き顔のアスカがシンジに「きもちいい……」と劇場版ラストの台詞をパロってオチと言う不謹慎ネタ(汗
この話自体はこの話で終わりとしますが、実は続きは考えていたりも……。
レイとアスカの敵討ちに燃えるシンジがイネスさんから貰った変な物質(原子力(Atomic)・中性子(Newtron)・そして(And)磁力線エネルギー(Lilear)を統合する素粒子とだけ
言って置きます)の力で全身を肛門の粘膜で覆った超人に変身して戦うと言う話だったんですが、回りから「それは止めておけ」と言う意見が多数出てボツに(笑)
続きが見たい、と言うことでしたら書きますのでよろしく(ぉ
ちなみに巨乳ハンターネタ、皆さんも好きにキャラを使って書いて欲しかったりします。私もいずれ他の作品のキャラでまた書きますけど。
目指すはタイムボカンのような「ワンパターンの美学(ぉぃ)」ですので。
よろしかったらどうぞ〜。
それでは、また。
P.s.「接触編」の乳揺れ表現は原作に沿ってみましたが、「発動編」は某エイケン風味にしてみました(笑)
次 回 予 告
新世紀巨乳ハンター伝説
第3話
『逆 襲 の ア ナ ル』
「…許せないんですよ、ボクは…自分も、奴も」
「なぜこんな事をする!たとえすべての巨乳を狩ったとしても、男は巨乳を求め続けるぞ!!」
「世の巨乳女たちは、貧乳を貶める事しか考えてない!だから粛清すると宣言したのよ!!」
「ボクは人間をやめるぞ!アスカぁーっ!!」
肛請御期待!
BGM "rise"(攻殻機動隊S.A.C.2ndGIGオープニングテーマ) Song By Origa.