新世紀2年。時空融合後の混乱が未だ続く時代に、ある事件が起きていた。
時空融合後の様々な事件に隠れていたが、その事件は確実に新世紀の歴史に名を残していてもおかしくない事件であった。
これは、その事件のきっかけを記した数少ない記録の一つである。(ナレーター:田口トモロヲ)


Super Science Fiction Wars

外伝


新世紀巨乳ハンター伝説
第壱話【右乳編】


 

新世紀2年 5月某日
静岡県富士市 私立江東学園中等部 女子更衣室

どぷりぷりーん

その日、霧島マナことキリヤマ・マナ14歳は確かにそう言う音を聞いたような気がした。
体育の授業を終え、更衣室で着替えている時の事である。
『気のせい・・・・・・よね?』

ずどぷりりーん

『気のせいよね!絶対気のせいよね!』
そう内心自分に言い聞かせながらTシャツを脱ぐ。胸元から腹のラインをじゃまする物が無い
自分の胸を見て、言い使用の無い悲しみが沸いていた。
『何時まであたし・・・ブラ要らずなんだろうか・・・・・・』
盆地胸、よね。と内心マナは自嘲気味に笑った。

ぷりぷりりーん

・・・・・・その彼女の心境を逆撫でするかの様に、その音は再び聞こえる。
「・・・・・・・・・・・・アスカ・・・・・・レイ・・・・・・あんた達だったのね」
「?」

どっぷりぃ〜〜〜ん!!

アスカとレイ。

彼女が護るべき対象であり、今やかけがえの無い友人でもある。
だが、今のマナに取ってはそれはまやかしでしか無く、彼女の両脇で着替えていた二人は
間違いなく憎しみの対象でしかなかった。


「何したのよ、マナ?」
制服のスカートを履き、スカートの上から器用にブルマを脱ぎつつアスカが怪訝な顔でマナを見ていた。
同じようにレイも不思議そうな顔で見ている。

どどどどどっぷりりりぃ〜〜〜〜ん!

二人の動きに合わせて、豊満な胸の膨らみが不敵に揺れる。
その音が間違いなくマナの耳には届いていたのだ。

「不条理よ・・・・・・」
「!?」

無意識に立ち上がっていたマナの憎しみのオーラに気圧されてか、アスカとレイは思わず引き下がる。
学校指定の黒いニーソックスを中途半端に引きずったままである。

「不条理だって言ってるのよ!あなた達、バストサイズは一体どれぐらいよ!?」
あまりにも唐突なマナの言葉に、二人は答えに詰まった。
時空融合に巻き込まれてからこの一年、ストレスの種が無くなったからなのか栄養状態が良くなったからなのか
二人のプロポーションはかなり変わっていた。

「えーっと・・・・・・この間計ったら88の・・・ブラはFだったかな?ちょっときつく成ってきたけど」
「86センチ、Eがキツキツ・・・・・・」
「レイ?そんなになったの?」
「最近、急にね」

アスカの乳は実際のカップ以上に大きく見え、下乳から乳首に欠けてのラインがツン、と上を向いた
いわゆる「ロケットオッパイ」である。運動などするときには、必要以上に揺れるタイプの乳で有るとも言える。
さすがにドイツ人とアメリカ人の血が入っているだけの事はある。
レイの乳は見た目のサイズこそアスカに劣るが、ある意味日本人らしい釣り鐘型の見事な乳である。
アスカに比べると薄い桜色の乳首が何ともなまめかしい。これで肉付きがもっと良くなれば
さぞかし男好きのする体になるであろう。

それに比べて、マナは・・・・・・。

ぷちん

「ふ・・・・・・二人とも嫌!敵!敵!!敵よぉ〜!!!」
あっけに取られるアスカとレイを残し、マナは着替えもそこそこにして廊下にドップラー効果を残す勢いで
突っ走っていった・・・・・・。

別の日の放課後の事だった。
本来なら江東学園ではご禁制品なはずの青年向け週刊漫画雑誌のグラビアを広げ、男子生徒達がにぎやかに騒いでいた。
「やっぱり根○はるみの乳はいいなぁ〜」
「いや、やっぱり伝説の夏目雅子こそ美巨乳だとオレは思うよ。親父達が本当に綺麗な人だったと言うのも分かるね」

まーた男子はバカな事言ってるわね、とマナは無視を決め込もうとした、その時である。
「碇、お前はでかい方が好きか?」
男子生徒の一人が、シンジに問いかけていた。
思わずマナはその言葉に反応し、意識をそちらに向ける。 デビルイヤーは地獄耳。
「そりゃあもぉ、ボクは当然、でかい方が良いに決まってるよ」

ぴしっ・・・・・・。

「コノヤロ〜、惣流も綾波も乳でかいくせにまだでかいのを求めるのかよお前は〜」
「当然だよ〜。あっはっはっはっは」
これが時空融合以前の、弱気で状況に流されるがままのシンジで有れば大したことは無い。
だが時空融合から一年、しっかりとした性格に成長しつつある彼の言動には確約たる物があった。
そうしてバカ笑いするシンジの発言は、マナの心理に決定的なとどめを刺していた。

ホモ巨乳が嫌いな女子男子なんて居ませんっ!」

まるで演説でもするような口調で、力いっぱいの宣言だった。
(なお、最近になって江東学園に転校してきた、シンジにこの言葉を吹き込んだある人物と
関東の某大学「現代視覚研究会」に参加している元帰国子女(推定Jカップの爆乳。趣味コスプレ
マストカップリングはレビルXデギン)が同時に豪快なクシャミを放っていたそうである。)
どげーん!
「ひっでぇ〜 恨まれても知らね〜ぞ〜」
「良いんだ!みんなも嫌いじゃないだろ!」
「うわぁ〜!!」
さらに駄目押しが入る。
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!」
なぜか男子生徒の一人がやおら立ち上がり、左手を腰に当て、右手を振り回して連呼し始めた。
それに続くようにシンジをはじめとしたほかの生徒も追従する。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  ⊂彡

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
  ⊂彡

馬鹿笑いに包まれる教室の中で、マナは一人どんよりと落ち込んでいた・・・・・・。
「シンジ君も・・・・・・オッパイ星人・・・・・・。どいつもこいつも"乳"か!?」

世間じゃ、「ちっちゃいおっぱい胸いっぱい」とか言って貧乳でも生きる余地があると思っていたのに
私の回りはなぜオッパイ好きばかりなの?
シンジ君だけは・・・・・・シンジ君だけはそうじゃないと思っていたのに・・・・・・。
なぜかマナの脳裏には「おっぱいがいっぱい」が流れていた・・・・・・。

♪おっぱいが いっぱーいー
♪おっぱいが いっぱーいー
♪おっぱいが いっぱーいー
♪うれしいな ♪さわーりたい(はぁと)

「がっでーむ!!」
     がっでーむ・・・・・・
       がっでーむ・・・・・・・・・
        がっでーむ・・・・・・・・・・・・


  
とにかく広大な事で知られる江東学園の敷地。そこを見渡せる高台で、マナは思いっきり魂の叫びを上げていた。
「でっかい乳がなんなのよ〜!!誰がAAカップで悪いって言うのよ〜〜〜〜〜!!!」
元々地球防衛軍幼年学校で鍛えていた彼女の喉はかなり丈夫であり、相当声を張り上げても声がかれることは無かった。
だが、魂の怒りが羞恥心を越えていたため、限度知らずの大声が辺りに木霊していた。

「空の、バッカヤロォ〜〜〜〜〜!!」
どこぞの青春映画のような雄叫びを喉よ涸れんとばかりに張り上げたときだった。

「ひゅーほほほほほほほほほほほほほ!!」
どこからとも無く奇妙な笑い声が響いた。

「だ、誰?」
つい怒りのあまり周囲を警戒する事を忘れていた、と内心マナは悔やみながら辺りを見回す。
「巨乳に悩まされているようね、あなた」
丘の上に生えている一本の木、そこに何時の間に現れたのか一人の女性が立っていた。

「あなた・・・・・・誰です?」
思わずあっけに取られた表情で、マナは目の前の女性を見ていた。
なぜ唖然としていたのか、目の前に現れた女性の格好があまりにも異様だったからである。
全身を覆う赤いレオタード。その胸は見事なラインを描き、「D-CUP」と言う文字に飾られている。
顔は異様な形状のゴーグルに覆われて全体は分かりにくいが、気の強さを感じる整った顔立ちだ。

マナの言葉にその女性はふっ、と笑うとおもむろに口を開く。

「私の名前は・・・・・・」
その女性はそう言った所で一度言葉を切る。
うんうん、だから早く言ってよ、と頷きながらマナは思った。

「巨乳ーぅ・ハンタぁーっ!」
きぃぃぃぃ〜〜〜〜ん
今の今まで大声で叫んでいたことを棚に上げて、その女性の大音声に思わずマナは耳を塞いでいた。

「巨乳で有ることにあぐらを書き男を誑かす悪の巨乳を成敗する、正義の巨乳よ!」
巨乳ハンターと名乗ったその女性は、自慢げに胸を反らすと先ほどの「ひゅーほほほほほほほ」と言う笑い声を上げた。

「へ、変態・・・・・・」
その異様さに、思わずマナは引いていた。
このスキに逃げてしまおう、と足音を忍ばせて逃げようとしたときだった。
「あうっ!」
右の足首に何かが巻き付いたような痛みを感じたと思った瞬間、マナは地面とキスしていた。
「人の話は最後まで聞きなさい、あんた」
「はい・・・・・・」
逃げようとしたマナの脚に巨乳ハンターが手に持っていた鞭を巻き付け、転ばしたのだ。
顔面をぶった痛みにくらくらしながら、もうこの変態さんと最後までつきあうしかないのね、と情けなく思いながらマナは巨乳ハンターと向き合った。

「あなた、巨乳に復讐したいと思わない?」
「は?」

「その盆地胸、決して自慢出来たものじゃないわ」
盆地胸。
自覚はしていたが、改めて他人から言われると腹が立つ。

「よ、余計なお世話よ!」
ベシッ!
思わず逆上したマナに、巨乳ハンターの鞭が鳴る。
「人の話は素直に聞きなさい」
「・・・・・・ハイ・・・・・・」

「私の力をあなたに授けるわ、これで巨乳に復讐するのよ!」
そう巨乳ハンターは叫ぶと、マナの手に有る物を握らせた。

「・・・・・これは?」

折り畳まれた赤いレオタード
奇妙な形状のゴーグル
なぜかSM用のムチ。
どこから手に入れたのか、ガロンサイズの開明墨汁。

それはまさに、目の前の女性が身につけている装備そのものであった。
「それを身に纏い、悪の巨乳に成敗を喰らわすのよ!! それではごきげんよう、ひゅーほほほほほほほほほ!」
あっけに取られるマナを尻目に、巨乳ハンターは土煙を立てて去っていった。

その晩、江東学園職員寮 春麗の居室
その晩、マナは定例のミーティングのために春麗の部屋を訪れていた。
定例報告と反省会を終え、春麗の淹れたルイボス・ティーを飲んでいた時の事だ。
「あの・・・・・・教官?男の人ってやっぱり本質的に大きい胸が好きなんでしょうか?」
巨乳ハンター用装備を無理矢理押しつけられた物の、未だに良心とプライドがとがめていたのだ。

マナの思い詰めたような表情に、春麗は少々迷ったがストレートに口に出すこととした。
「まぁ、大概の男は巨乳好きだとは思うわよ。良く人間の女性の胸が目立つように成った理由が
直立歩行を始めたときに尻の代わりにオスを誘うため大きくなったって言うし」

ぴしっ。

その言葉は、マナの深層心理に深く突き刺さった。
良く見ると、春麗もまたその胸は立派だった。

ヴォヴァップリーン

春麗が軽くのびをするとその豊満なバストは質感たっぷりに揺れる。

ピキピキピキン!

『・・・・・・忘れてた・・・・・・教官も乳はでかかったんだ』

マナのプロポーションは、1980年代の女子中学生としては平均値より少々下程度であった。
時空融合さえ無ければ、彼女は胸にコンプレックスを持つことなく青春時代を送ることが出来たかも知れない。

だが、2015年の時代からやってきたアスカとレイ。さらに1990年代の時代から多くやってきていたクラスメイトから見て
遙かに劣るマナのコンプレックスは潜在的に限界まで高められていたのだ。

「・・・・・・マナ、ちょっとマナ?」
コンプレックスに落ち込み、ぐろぐろした思考のエンドレスワルツに陥っていたマナの肩を、春麗が揺らした。
「あ、教官?」
「そろそろ良い時間ね、明日も早いから今日はそろそろ寝なさい」
「は、はい!」

挨拶もそこそこに自分の部屋に戻ったマナは、異様に疲れた心境でベッドに倒れ込んだ。
「はぁ・・・・・・何か今日は妙に疲れたなぁ・・・・・・」

そんな独り言をつぶやきつつTVのスイッチを入れる。
すでに時計は11時を回り、TVは深夜放送の時間帯になっていた。
『本日のゲストは・・・・・・』
深夜番組のトークバラエティ、巨乳のアイドルタレントが間の抜けた受け答えをしている。
「まった嫌らしい番組やってる・・・・・・さっさと換えよう」
チャンネルを切り替える。
今度は・・・・・・胸を増量させるアイテムの通販番組をやっていた。
『やぁエレン、今回の"バストシフター"の使い心地はどうだい?』
胡散臭いムードをプンプン漂わせた白人タレントが、これまた豊胸器なんか必要ないだろと言いたくなるような
胸をした女性と話している。
『素晴らしいわ、この前までの私はCカップしか無かったのに、今はEカップよ!』

ぴきん
「ちぇすとぉ〜!」
思わず怒り(逆ギレ)のハイキックをTVの画面にたたき込む。
「CがEやて?あたしはどうせAAカップの上前撥ねる∀(ターンエー)カップよ!どいつもこいつも乳ちちチチ乳ちちチチ言いやがって
こんのやろぉ〜!」

さらに春麗直伝の百烈キックを画面に叩き込む、が、しかし。
ごき!

「〜!〜!〜!〜!〜!〜!〜!」
幾ら鍛えているとは言え、ブラウン管の分厚いガラス相手に素足で蹴りを入れれば痛いのは当たり前である。
声にならない悲鳴を上げながら、マナは床をごろごろと転がりまわる。

転がりまわるうちに、頭が机の角にぶつかった。
「あうっ!」
衝撃でブレイクダンスの様にヘッドスピンする形となり、そのまま足が本棚を蹴飛ばす。
「ぐげっ!」
どさどさと本棚に積んであった本やノートがマナの頭上に落下する。
「ぴぃっ!」
止めに分厚い英和辞書の角がマナの後頭部を直撃した。
「ぼえっ!」

間違いなく大爆笑になっていそうな一人アメリカンコメディを終えたマナは、よろよろとベッドの上に戻った。
「・・・・・・くっそ〜。たかが胸が無いだけでどうしてあたしたけこんな目にあわなきゃダメなのよ〜」
と、視界に有るものが入ってきた。

『これで巨乳に復讐するのよ!』
昼間会った女性、巨乳ハンターの言葉がマナの脳裏に木霊した。
『マナだけにマナ板、ってか』
アスカの言葉がリフレインする。
『やっぱり、乳の小さい子に告白されても嬉しくないよ』
シンジの言葉がリフレインする。
『いくらがんばったって、盆地胸は盆地胸よマナ。諦めなさぁ〜い』

どどどどどっぷりぃ〜ん

アスカ、レイ、春麗。3人が胸をシンクロさせて揺らしながらマナを嘲り笑う幻影が見えた。


巨乳。
爆乳。
超乳。
魔乳。

この時、マナの心の中では悪魔マナが天使マナにアルゼンチン・バックブリーカーを決め
マナの良心は完全にノックアウトされた。
そうだ、私には復讐の権利がある!
そう思った時、彼女はベッドの上に置きっぱなしになっていた衣装を手に取った。

「・・・・・・ふふふふふ・・・・・・見てらっしゃい・・・・・・ワシより乳のでかい女はみぃーんな地獄におくったるわぁ!」

そう叫ぶとマナは着ていた服を脱ぎ、一気にその衣装を身に纏うと春麗から夜食代わりにと貰っていた特大ふかしまんを胸に仕込む。
「赤射!」
そして、戦いの雄叫びを高らかに上げた!

「巨乳ーぅ!ハンターぁ! ひゅーほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ!!」
そのまま寮の壁を垂直に駆け上がり、屋上で満月をバックにびしり!と中指を立ててポーズを取る。

ここに新たなる巨乳ハンター、キリヤマ・マナが誕生した!!
悪しき巨乳に鉄槌を下し、盆地胸の平和を取り戻せ!!
行け!巨乳ハンター!! 戦え!巨乳ハンター!!
たとえただの変態と罵られても、君の末来は明るい!!!


To Be Continued.


あとがき

鋼鉄第4話後編そっちのけで、何書いているオマエは?と思われるかも知れません(汗
どーも何年か周期で私はこういうぶっ壊れたギャグSSを書きたい衝動に駆られるのかも知れません。
で、今回の基ネタは言うまでも無くカルト的人気を持つギャグ漫画家安永航一郎氏の代表作「巨乳ハンター」です。
以前、安永先生自ら同人誌で書いた「エヴァンゲリオンvs巨乳ハンター」と言うネタを見て以来何となくこのネタをSSFWでやってみたい気持ちが沸いていて
最近に成って「トニーたけざきのガンダム漫画」を読んで頭の中が完全ギャグ思考に成った時点で電波が降臨して、あとは怒濤の勢いで書き上げてしまいました(汗
第2話「発動編」ではついにマナの復讐が始まります。どうなるかは電波の行くままに・・・・・・。

ちなみに私は、言い訳無しで本当に「オッパイ星人」です、ハイ。


「聞こえる・・・・・・世の貧乳少女達の悲しみの声が・・・・・・」


アイングラッドの感想

  この作品を最初に読んだ時に最初に脳裏に浮かんだのは昔に聞いた天空戦記シュラトのCDドラマでした。
  その中ではマナと同じく「貧」なカルラが「巨・・・と云うか爆」なラクシュの成長の仕方を聞いて・・・(怒)と言う内容だったのですが、やはり身体的な特徴を比べられるというのは自助努力でどうにもならない分、歯痒いのでしょう。
  話は変わりますが・・・そう云えばカルラのCVってマナのCVの林原めぐみさんですね。
  うんうん、マナが「貧」なのは必然なのかも知れませんねぇ〜。
  軒並み歴任したCVで云えばリナ・インバースもアレでしたしそう云う属性を持っているのでしょう。
  だとしたら拙作「Girlie Girl」で描いたマナの挿絵ももっと現実に沿った盛りに描き直さねばなりますまい、では早速修正をば・・・。
  Graphic Soft「Paint Graphic」 起動! 霧島マナのボインをナインペターンにせよっ!
「このっっ、スカポンタァァアンッッ!!!!」
  スパーンッッ!! とばかりに小気味良いほどの音を鳴り響かせてハリセンチョップが決まった。
  アイングラッドに1800のダメージ、アイングラッドは死んでしまった。
「折角ヒトが私にも未来があるんだと信じられる唯一の希望をっっ! アスカやレイ並とは云わないまでも、それをっ! ・・・あ、死んでる? カント寺院にでも持って行った方がいいのかな」
「止めろ・・・灰になるぅぅ。自慢じゃないが運が悪い」
「なるほど、良い事を聞いたわ、んじゃ早速」
「早速、なんだ? その注射器は!?」
「うふふふふふ、睡眠薬よ。治療中の事故ならば・・・くっくっくっ」
「ああ、またこのパターンかあぁぁぁ」



<感想>


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