時に新世紀元年五月、後に「RYOMA」の名の元に世界的な大企業として大成功を遂げる「海援隊」誕生の瞬間であった。
「うわああああぁぁぁぁーーーっ」
「さぁ、坂本さあぁ!はよ、はよ窓閉めんかぁ!!」
バタン、ガシャ
「ふーい、せっかくの船の上じゃしのう、月見ながら酒でも飲もうかと思ったんじゃがなあ、さすがこん風には勝てんのう」
「当たり前じゃ、こん船は今時速100qで高速航行中じゃ。そんな中で窓開けようとなんぞしたら…ああなるんじゃ」
「うん?」
新世紀元年九月。高知から東京に向かう高速貨客船(テクノスーパーライナー)第一便「飛翔」のとある客室である。窓を開けて文句を言われたのが「海援隊」社長の「坂本 竜馬」、慌てて窓を閉めさせたのが営業本部長の「武市 半平太」、そして運悪くちょうど部屋に入ってきて風に煽られとんでも無い格好になっているのが企画本部長の「福岡 田鶴子」女史である。
彼らは時空融合後急成長を遂げ四国に名を馳せた商社「海援隊」の重役達である。
四国の地で大成功を修めた彼らであったが、社長以下全ての社員はそれだけでは満足する者達ではなかった。
「世界の海援隊になるんじゃ」との掛け声と共に四国の外へと活発な営業活動を開始したのである。
彼らの行動は迅速かつ的確であり、既に大阪を筆頭として日本各地で大いなる成果を上げつつあった。
そして坂本らはその一環として設立された海援隊の東京営業所へと、これも彼らが設立した、高知−東京間高速輸送航路の第一便を利用して向かっていたのである。
「…社長」
「す、すまん田鶴子さあ(あわあわ)」
「いいえ、別に髪が乱れたくらいで大したことありませんから」
「そ、そうか」
「でも危険ですから窓は開かないように到着次第改修いたしましょう」
「も、もっともじゃ」
「「(顔は笑っちょるが目が笑っちょらんぜよう)」」
「それにしても幸先がいいですわこの船は。開業して最初の便でいきなり客席も貨物も満席ですから」
「そ、そうじゃのう。客室などは行きも帰りもキャンセル待ちが出る程じゃ言うてたし、貨物の方ものう、武市さあ」
「ああ、高知からの貨物便は向こう3ヶ月先まで予約で満杯じゃし、東京発も八割方は予約が入っちょる。このペースで行くと初年度目標達成どころかいきなり上方修正をせにゃならんぞ」
「そりゃ良かったのう。ここに来るまではいろいろ苦労したからの」
「そうですわね社長。この船だけでもいろいろありましたから」
「そうじゃのう」
ここで話は数ヶ月ほど戻る。東京進出を決めた彼らだったが、問題は山積みであった。それを解決するための手段として彼らはまず情報収集と分析を開始したのである。
「まず第1便の報告書じゃ、今んところの東京の現状と市場調査を送ってきてもろうた」
「なになに、上野の駅が木造で汽車ポッポかい」
「銀座が石畳にガス灯とはのう」
「お堀ん中がジャングルじゃと」
「かと思えば川崎にSFみたような研究所か」
「ロボットやら怪獣やらが大きいのやら小さいのやら大騒ぎじゃそうな」
「警察もパトカーの他にロボットを使っちょるそうじゃ」
「なんじゃか東京名乗る都市が幾つも出てきたんじゃと」
「見てみい板垣。こいつは面白そうじゃぞ」
「どれじゃ後藤…、銀座の帝国歌劇団か。こいは…べっぴんさんがそろっちょるのう」
「そうじゃろそうじゃろ、板垣はどの娘がいいっちゃ」
「わしはこん娘じゃな。後藤はどうじゃ」
「わしならこん娘かのう」
「「うひょひょひょひょ」」
「…後藤君、板垣君。真面目にやりなさい(怒)」
「「あう(泣)」」
「ざっと見たところじゃが、手始めにわしらが素早く食い込めそうなんは食品関係と言ったところかの」
「そうじゃな、とりあえず食いもんがよかろう。特に生鮮食料品がいけそうじゃ」
「じゃな、機械とかそういうんはいきなりあっちに行っても商売敵が多そうじゃ。じゃが生鮮食料品ならこっちで大量に作っちょるし、そいつを東京に持っていってじゃんじゃん売ればいいんじゃ」
「よし、まずは東京者にも海援隊を知ってもろうて、それから商売をどんどん広げて行くっちゅうこっちゃの」
「では社長、最初は食料品から、特に主力は生鮮食料品関係と言うことでよろしいですわね」
「ああ、その方向でゆくぜよ。ほいじゃみんな手分けして調査を続けてくれ。まず東京で欲しがっちょる物とこっちから出せる物、んで運ぶための手段とか向こうでの取引相手とかあとは…」
それから数日後のこと。
「生鮮食料品にしぼったんは大当たりみたいじゃの」
「ああ、じゃがこんなにハウス物に対する需要が大きいとはのう」
「最近はみんなそうなっちょったからのう。やっぱりみんな一年中食いたいもんは食いたいんじゃ」
「そいを供給するんがわしらの仕事っちゅうこっちゃの」
「そういうことじゃな」
そして数週間後。
「しかしのう、どないすればいいんじゃ」
「橋ができるんはまだ先じゃしの、なんとか瀬戸内海を越えたとしてもその先がなあ」
「他はこっちから出すんも向こうで引き取る先も他に運ぶもんもみーんなあるんじゃ」
「あとはどうやって運ぶかだけなんじゃ。何とかせんとこん計画もおじゃんじゃぞ」
「くそっ、ここまでこぎつけたんに」
「なんとかなりますわ社長」
「「「「「田鶴子さあ…」」」」」
「どういうことなんじゃ、田鶴子さあ」
「これですわ」
「「「「「…宿泊費として次の金額を頂きました。金1万8千円。神戸プラトンホテル…?」」」」」
「あら、そんなところに紛れこんでましたの。ちょうどいいですわ岩崎財務本部長。出張費の精算は出来てますので、あとでよろしくお願いしますね」
「ああ、それはいいんじゃがその…」
「それでしたらえっと…こちらですわ」
「テクノスーパーライナー(TSL)じゃと」
「ええ、やっぱり大量に運ぶんでしたら船を使うのが一番ですわ。そう思いまして造船の本場である神戸に目を付けましたの。皆さんもご存じのように新世紀の神戸は砂に埋もれてしまってます。副社長の報告書にもありましたように、幾つかの造船所などもニューポートシティから流れ出した砂で埋もれてしまっていますわ」
「ああ、そういえばそうじゃったの」
「そこで、何か高速輸送に使えるような船がどうにもならなくて宙に浮いてるんじゃないか、と向こうで捜してみたたところ、TSLの実際に運行されていたタイプで完成直前の船がそれも2隻もとあるドックの方で埃を被ってました。何でも今回の時空融合で親会社や注文した船主との連絡が切れて、行き場が無くってほったらかしになってたそうですわ」
「どれどれ…空気圧力式複合支持船型?なんじゃそりゃ?」
「えーと…なるほど船底の空間に空気を送り込んで船体を持ち上げる訳か」
「ホバークラフトの原理じゃな…それで、と」
「ふむふむふむ…こりゃまことか!?」
「なになに…排水量が…エンジン馬力…積載量…速度!?」
「ええ、それは全て本当のデータです。それだけの貨物を積みながら航行速度は巡航時に約50kt、時速90qをマークし、最高速では100q/hを楽に越えますわ」
「すると…高知−東京間が…」
「港への出入りの時間などを考えてもだいたい8時間あれば十分ですわ」
「8時間!?そりゃすごいの」
「そんだけしかかからんのじゃったら貨物だけでなく人も運べるんじゃないじゃろか」
「そうですわ。ちょうど都合のいいことにこの船は貨物庫だけではなく客室もついてます」
「なるほどの、こん速さでこれだけの荷が積めて走れるっちゅうのはいいのう」
「よし、こいつで決まりじゃ。岩崎さあは田鶴子さあと神戸に行ってこん船買って来ちょくれ。その辺の銭の関係は任せるきに。整備・改修の手はずもつけての。他の連中はこんデータに基づく計画の見直しじゃ。みんな、後一息じゃぞ」
「「「「「「おう(はい)」」」」」」
さらに数週間後。
「向こうでの新技術を導入した整備・改修の結果、エンジン性能が上がったお陰で巡航時の時速が100qまで上がりました。
これなら高知−東京間が8時間を切ることが出来ます。ついでに燃費の方も大幅ダウンしました。運賃も当初見積もりよりかなり下げることが出来ますわ」
「どれどれ、これが完成図か、結構綺麗な船じゃのう」
「流線型ちゅうのじゃなあ、いい感じじゃ」
「運賃がそんだけで所要8時間っちゃしかかからんなら充分飛行機にも鉄道にも自動車にも勝ちょうぞ」
「いろんな得意先に聞いてみたらの、『その時間でいけるなら…』言うて是非使いたいちゅうそうじゃ」
「みんな気が早いことにこんなにたくさん予約を入れてきたぞ」
「えーとなになに。トマトにナスにキュウリにピーマン、カボチャにレタスに玉ねぎと」
「こっちは…はまちに鯛にわかめにノリ、シイタケに土佐牛か」
「愛媛のみかんは…?ああ、これですわね、それとこれは…タバコですか?」
「香川の方で作っちょるところがあるんじゃ。とりあえず葉巻と紙巻き半々じゃぞ」
「ふーん。じゃけどタバコって勝手に売ったり買ったりしてよかったかいな?」
「ああ、専売制も無くなったからの。坂本さあ、これうちとこのブランドつけてええかの」
「「RYOMA」ブランドのタバコか…。まあよかろう」
「ええのか?タバコ嫌いな人らから文句がでんかの」
「どーってことないっちゃ。あのJTじゃって花作ったりジュース作ったりしてたんじゃ」
「そいならええか」
「船を泊める場所については幾つか候補が出たんでこれから交渉に行く手はずじゃ」
「運行についても幾つか回ってみるっちゃ」
「役所の方への届けもやっとるぜよ」
「ああ、よろしく頼むぜよ。あと一息じゃからのう」
さらにまた数週間後。
「運行ダイヤか、どうするかの」
「2隻あるきに、1隻が高知を出たらもう1隻は同じ時間に東京を出るようすれば両方とも同じ頃着く。そしたらそん船をまた同じ時間にそれぞれ送り出す。そん様にして一日一本出るようにすればいいんじゃ」
「やっぱり夜がいいんじゃないかの、そうすりゃ寝てる間に東京じゃ」
「8時間じゃから…こっちを夜の8時に出ても向こうに着くんは朝の4時じゃ。それから築地に運んでなんだかんだしても朝のセリの時間には間に合うぞ」
「じゃがそん時間じゃ客は皆寝ちょると思うんじゃが」
「なに、寝せときゃいいんじゃ。朝着いても次に出るんはその日の夜じゃ。向こうに着いてもそのまま停めといて10時ぐらいまでに皆出て貰うようにすればいいんじゃ。食堂もついちょるし朝飯でも出しての」
「食堂については夜も開けて夕飯も食えるようにするつもりじゃ。ビールくらいつけての。自販機も置いて夜中も対応できるようにしてなあ」
「そういった客室関連についてはこちらの旅館関係の業者さん達に声をかけてみたところ、鶴来屋ホテルさんでやってくれることになりましたわ」
「鶴来屋…ああ、柏木のお嬢さん達んとこかい」
「そうですわ社長。会長の千鶴さんが申しておられましたわ。今すぐには一流ホテルとは参りませんけれども、ビジネスホテル程度のサービスならお任せ下さいね、後は徐々にがんばります。とのことでしたわ」
「あの一流ホテルも新分野には自信がないか」
「海の上では勝手も違うんじゃろ」
「そういや千鶴さん結婚するっちゅうて聞いたんじゃが」
「ああ、そりゃまことじゃ」
「相手は確か彼女の従兄弟の…なんちゅうたかの」
「…耕…耕なんとかちゅうたがの、確か千鶴さんの方が年上だっちゅうことは覚えとるんじゃが」
「そんあたりはそん内招待状でも来るじゃろ。そいより続きじゃ」
「海上運送事業登録も物流事業局への届け出が済んで登録書を送ってきたっちゃ。船舶登録も済んだし、役所の方はこれで大丈夫じゃ」
「県庁の方も橋本さあに話つけたからの、これで全部OKじゃ」
「船の運行と普段の整備に関してなんじゃが、南海汽船と話が付いたっちゃ。あと神戸の方からも人を呼ぶっちゅうし、うちと付き合いのある工場も協力するっちゅうてるしの」
「そういやあ、海ん上で迷子になったりせんかの」
「どういうことじゃ?」
「こん時空融合の影響で衛星がみんなすっとんじまったじゃろ。そいつがないと海ん上じゃ迷子になるんじゃなかか?」
「そういえばそうじゃの。いちいち天測しながら航海してられんからの」
「その件なら問題ないですわ。政府の調査艦隊用に打ち上げた衛星でGPSが使えるそうですから。ただ通信衛星が使えないので船舶電話が…」
「陸に近づかんと無理かの」
「そいは言ってもしょうがないの。その内何とかなるんを待つか、そいともわしらで何とかすることじゃ」
「じゃ、一旦おいとくぜよ」
「船を入れる港のことなんじゃがの、高知の方は長浜のフェリーターミナルが使えるぜよ。県庁の方に話をつけたら橋本さあがよろこんでOKくれたっちゃ。
色々使いやすうなるように埠頭の方も手も入れてくれるそうじゃ。土電(土佐電気鉄道)も列車増やして旅客と貨物ん輸送に協力してくれるっちゅうことじゃ。
JRとの直通工事も計画を前倒しして間に合わせる言うとったしの。東京の方についてはっと…大井埠頭のコンテナターミナルに話をつけたきに、ここなら築地市場にも太田市場にも道路一本じゃし、バスも色々出ちょうから便利じゃしの」
「出る前や着いた後での陸の上での貨物の輸送なんじゃがの。まごころ急便がやってくれるそうじゃ。まあ、他に直で持ち込んだり受け取ったりするんもおるじゃろうしこれで大丈夫じゃろう」
「ええ感じじゃのう。これは絶対うまくゆくぞ」
「そうじゃな。ところで宣伝の方は坂本さあにまかせちょったがの。そっちはどないなっちょるんじゃ?」
「まあ待て、実はこないなんを作って来たんじゃがの。みんなの感想を聞かせて欲しいんじゃ」…
そして時は流れて現在。
「ホントに大当たりでしたわね」
「ああ、元々潜在的な需要はあったきに、それをうまく生かしたんが成功の原因じゃ」
「それに坂本さあの考えた宣伝文句がの。あれはよいのう」
「そうですわね。社長、お見事ですわ」
「そないに言わんでくれんか。わしゃ照れるきに」
…そうしてこの高知−東京高速貨客船事業は大成功を収め、関係各社は莫大な利益を手にすることとなる。
この後、特に貨物に関しては同区間輸送のシェアを8割方押さえ、高松や徳島、または近畿・中国・九州方面からの貨物便も高知経由で輸送する傾向が増えた結果となったことからもこの大成功が伺えよう。
そしてこの成功により、「高知に海援隊あり」の名を東京のみならず関東にて知らしめる事となったのである。なおこの事業に参加した各社を母体として後の「KCS(海援隊・カーゴ・サービス)」が設立され、国内の長距離輸送業界をリードする大企業へと発展するのだが、その話はまた後に語られることとなろう…
船室
…「ところで社長、出がけに後藤君と板垣君から何か封筒を渡されてましたわね。いったいなんですの?」
「ああ、何やら東京で買ってきて欲しい物があるっちゅうてたがなんじゃろの」
高知
「後藤よ。おんしは坂本さあに何を頼んだんじゃ」
「実はの板垣。帝国歌劇団のさくらちゃんのグッズじゃ。やっぱりさくらちゃんはええのう」
「なんじゃおんしもか、わしはマリアちゃんのを頼んだんじゃがの」
「マリアちゃんじゃと、マリアちゃんもええがわしは一番はさくらちゃんじゃと思うんじゃが」
「そんなことはないぞ。絶対一番はマリアちゃんじゃ」
「ちがうちがう、さくらちゃんが一番かわいいんじゃぞ!」
「マリアちゃんの方が美人じゃあ!」
「…!!」
「…!」
「…」
「…」
船室
「あ、あんの馬鹿どもはぁぁぁ」
「「(なむあみだぶつ…)」」
高知
…ゾクッ…
「…何か今寒気がしたんじゃが」
「…わしもじゃ。いったい何事じゃろ」…
<続く>
<あとがき>
どもどもこんにちは。小さな一読者でございます。
今回のは書いてて面白かったあ…こういうの大好きかも。
でも自分が書いてて面白いのと他の人が読んで面白いのは別ですしね。
つまらなかったら申し訳ないです。
今回のお話なんですが、Ver7さんからのメールから大量にネタを頂いてしまいました。
ありがとう御座います。
東京進出計画については考えてはあったんです(生鮮食料品を東京へ送り込む)が、輸送手段(インパクトのあるやつ)が考えつきませんでした。
そこにVer7さんからもらったTSL関連のネタを加えたところ、もう話が進むこと進むこと。
貨客船としての設定から船便の宣伝文句まであっという間に決まってしまいました。
ただ、船としての性能や貨物がどれだけ載せられて客が何人乗れるのかとかその時の運賃はというような設定については勘弁してください。
その辺は私にはちょっと無理です。
その辺もVer7さんに設定をいただいているので機会があれば出します。
割と大きめの船ではあります、大量の荷物が載ってその上客が乗れるくらいですから。それくらい無いと儲からないですしね。なので特自のロボット部隊についてもトップのマシーン兵器とかレイバーとかあまり大きくない物なら運べるんじゃないかな。
もちろんその時にはきっちり運賃とか貰う物は貰うでしょうが。
人の方は…中小のビジネスホテルくらいかな。変わるかも知れませんが。
新しい船を投入するときには貨客分離とコンテナ船化も考えていますが。
エンジンも強力でしょう。それだけの積み荷を載せて時速100qで突っ走るんですから。
値段もそれなりにします。ま、岩崎財務本部長と福岡女史が相当値切ったようですけど。
運賃は…割と安いです。船本体は岩崎本部長と福岡女史が買いたたいて来ましたし、燃費も良いですし、大体そういうものは客が多ければ多いほど値段が下がりますので。
まあその内造船所ごと買い取って来る予定なのでどうにでもなるでしょう。
この辺や神戸にてのことは「TSL就航!!」とでもして別にまとめようかと思ってます。
土電に関しては、新世紀ではJR高知駅前から桂浜まで線路が延びてますのでそいつを使います。フェリーターミナルの中へ新たに線路を引き込んで船のすぐ近くまで貨物列車が入れるようにしました。本文にあるように直通工事もします。
あとは…後藤と板垣について、は。
田鶴子さんの苦労が偲ばれます、以上。
言葉?もういいです。雰囲気が出てれば。
また、今回の話が<続く>になってるのは。
ありていに言えば私のミスです。次回の話で説明します。
今気付いたけど何か後書き長いなあ、その内本文より長くなるぞ。
では、今回はこの辺で。小さな一読者でした。
P.S.あー、この船よく見たら青の6号より速いぞ。民間船がこんなに速くていいのか?
TSLの絵をVer.7さんにいただいておりました。
ので、公開させていただきます。
Ver.7さん、とってもありがとう御座いました。
あと、ちょこちょこと修正も入ってます。
最初の時にまとめてやればよかったんですけどね。
まったくへっぽこな私です。以上でした。
<アイングラッドの感想>
小さな一読者さん、またもや素晴らしい物を読ませて戴きましてありがとうございます。
いやぁ、彼らの活躍の場もだんだんダイナミックに広がって行きますねぇ。
彼らの次の活躍が楽しみです。
では小さな一読者さんへのメールで田鶴子さんに要らん事を言って槍で貫かれたりしているアイングラッドでした。